【Unity】AdMobがAndroidに表示されない時に確認する事

先日、Unityで開発しているアプリにAdMob広告を実装しました。

iOSでテストした時には正しく広告が表示されるのに、Androidだと表示されないという状態だったので、今回はAndroidでAdMob広告を表示する時に必要な項目を紹介します。

はじめに

 

まずAdMobとは「Google」が出しているサービスでiPhoneやAndroidなどのプラットフォーム用に開発したアプリで、広告を表示できるというものです。

それによって、無料アプリであっても収益を得る事ができるようになります。

 

ブログなどのサイトではGoogleは「アドセンス広告」という有名な広告サービスを提供しているのですが、これのアプリ版と考えていただければ結構です。

アプリの広告には「AdMob」のほかにも「nend」なども同じようなサービスです。

 

AdMobは基本的にバナー広告なのですが、「UnityAds」や「AdColony」などの動画広告を使ってみるというのも手ですね。

試してみてください。

 

AdMobを実装

 

AdMobをまだ実装できていない場合は、以下の記事を参考にして導入しておいてください。

 

 

こちらの記事で紹介している方法を行えば、今回の方法を使う事でAndroidにAdMob広告を表示できると思います。

今回の方法ではUnityで開発したアプリに、AdMobを実装した場合に必要な手順になります。

 

Unity以外で開発したアプリにAdMob広告を表示する場合には、今回の方法だけでは足りない可能性がありますので注意してください。

 

Androidの為に必要な手順

 

AndroidアプリにAdMob広告を実装する場合、いくつか必要な手順があります。

では1つずつ見ていきましょう。

 

公式のSDKを使用

 

今回の方法では「公式のAdMob SDK」を使っています。

公式で配布されているAdMobのパッケージを利用すると「GoogleMobileAds」「PlayServicesResolver」「Plugins」というフォルダが追加されます。

 

 

これらはAdMob広告を表示するのに必要なものなので、削除しないようにしてください。

 

AndroidManifestを配置

 

AdMobアプリに広告を表示する場合、AndroidManifest.xmlを正しい場所に配置する必要があります。

 

開発中のUnityプロジェクトを開いてください。

Tempというフォルダがありますので、開きましょう。

 

その中にStagingAreaというフォルダがあるので開いてみると、その中に「AndroidManifest.xml」が配置されているので、コピーしておきます。

続いて、Unityプロジェクトの「Assets > Plugins > Android」の中に配置してください。

 

配置できたらAndroidManifest.xmlを編集する必要があるようですが、私の場合、編集なしで広告を表示する事ができました。

今回の方法でも広告を表示できなかった場合は、AndroidManifest.xmlの編集が必要になるかもしれません。

 

私の場合、これらに注意するだけでAdMobのバナー広告を表示させる事ができました。

 

まとめ

 

普段Androidアプリを開発していない私にとって、AndroidManifest.xmlの配置というのは盲点でした。

基本的にUnityでAdMob広告を表示するのは簡単なのですが、iOSでもAndroidでもUnity外で設定が必要になるので大変ですね。

 

次に開発するアプリにAdMobを導入する時、また検索する必要がないようにできれば「AndroidManifest.xml」を移動するという事を覚えておきましょう。

 

 

ではまた。

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