こんにちはクリアメモリです!

Cocoaで開発したMac OSXアプリにはウィンドウがあるため、タイトルバーが存在しますよね。

 

このタイトルバーは簡単な処理を記述するだけで非表示にすることができます。

そこで今回は、Cocoa開発のMacアプリで「タイトルバーを非表示にする」方法を紹介します。

 

 

はじめに

 

今回紹介する方法は、Mac OSXアプリ開発で使用言語は「Swift3」です。

また、Xcodeのストーリーボードを使用して開発していくので、まずは実際のアプリを確認してください。

 

20170515141349

 

このようなアプリケーションの場合、タイトルバーが表示されてしまうと、タイトルの位置に違和感を感じてしまうかもしれません。

そういった時は、このタイトルバーを非表示にすることで解決しますね。

 

ストーリーボードを作成

 

今回の方法では、Window Controllerを使用します。

先日紹介した「Windowの背景をドラッグして移動させる」という記事で紹介した方法と同じように「WindowController」というクラスを新しく作成してください。

 

20170515141339

 

Cocoa Classを選択して、クラス名を「WindowController」サブクラスを「NSWindowController」に変更しましょう。

 

20170515141341

 

続いて、作成したWindowControllerをストーリーボードのWindow Controllerに設定します。

ストーリーボード(Main.storyborad)を開いて、Window Controllerを選択してください。

 

20170515141342

 

右側のIdentity inspectorにある「Class」を、先ほど作成した「WindowController」に変更しましょう。

 

20170515141343

 

これでWindowControllerの設定は完了です。

今回作成したアプリケーションのストーリーボードは以下のようになっています。

 

同じような配置にする場合は参考にしてみてください。

 

20170515141350

 

これはSplitViewではなく、適当に配置したTableViewとTextFieldです。

 

タイトルバーを非表示に

 

では実際にタイトルバーを非表示にする処理を記述していきましょう。

先ほど作成したWindowController.swiftを開いてください。

 

import Cocoa
class WindowController: NSWindowController {
  override func windowDidLoad() {
    super.windowDidLoad()
  }
}

 

このようになっていると思いますので「super.windowDidLoad( )」の下に記述していきます。

タイトルバーを非表示にするためには以下のコードを記述してください。

 

import Cocoa
class WindowController: NSWindowController {
  override func windowDidLoad() {
    super.windowDidLoad()
    window?.titlebarAppearsTransparent = true
    window?.titleVisibility = .hidden
    window?.styleMask.insert(.fullSizeContentView)
  }
}

 

順に見ていきましょう。

 

titlebarAppearsTransparent

 

このように記述することで「タイトルバーを透明」にすることができます。

 

20170515141351

受け取る値は「true」と「false」で、それぞれ透明と不透明になります。

タイトルバーが表示されている位置にも背景色を指定したい場合は、titlebarAppearsTransparentの値を「true」に変更しましょう。

 

titleVisibility

 

この記述では、タイトルバーのテキストを表示するかどうかを設定できます。

受け取る値は、非表示にするなら「.hidden」。

 

表示するなら「.visible」を設定してあげましょう。

 

20170515141352

 

このようにタイトルバーのテキストが表示されなくなりました。

 

styleMask.insert( )

 

styleMask.insertに「.fullSizeContentView」を指定すると、Viewのサイズをウィンドウ全体に設定することができました。

 

20170515141353

また以下画像のように、アプリ終了ボタンや最大化ボタンなども非表示にしたい場合は、少し違うコードを記述する必要があります。

 

20170515141354

 

このようにするには
window?.styleMask.insert( .fullSizeContentView) の代わりに以下のように記述してください。

 

window?.styleMask = .fullSizeContentView

 

これで、アプリケーションのボタンも一緒に非表示にできたかと思います。

 

まとめ

 

今回紹介した方法を使うことで、タイトルバーを非表示にしたアプリケーションを開発することができました。

タイトルバーを非表示にするだけで雰囲気が変わりますね。

 

 

また、タイトルバーのスタイルを設定するだけで見た目の調整ができるので、開発しているアプリに合わせたレイアウトに変更してみてください。

ではまた。

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