先日、SearchConsoleで自分のブログをチェックしていたところ、検索アナリティクスの掲載順位が急激に下がっていました。
具体的には、平均11位くらいから22位までという急激な変化だったので、原因と対策を探してみたので紹介します。
はじめに
まずはSearchConsoleの掲載順位をチェックしてください。
私の場合、7月13日あたりから急激に減少していました。
こちらが実際の画像です。
これまでの平均順位は、だいたい8位から12位をウロウロしていました。
SearchConsoleの計測結果は、突然エラーが発生することも多いのでしばらく様子を伺っていたのですが、数日待ってみても解決しなかったため、原因と対策を調べてみました。
掲載順位をチェックする
さて、今回問題になったSearchConsoleの「掲載順位」ですが、検索アナリティクスを開いて「掲載順位」にチェックを入れれば、自動的に表示されるはずです。
7月13日ごろから急激な下落が発生していませんか?
もし発生している場合は以下の項目をチェックしてみてください。
不具合をチェック
今回の場合、明らかにおかしな結果を表示したのは「掲載順位」だけでした。
同じようにSearchConsoleの掲載順位がおかしくなっている方は、クリック数や表示回数をチェックして激減していないかをチェックしてみましょう。
掲載順位が下がったタイミングとそれ以前の期間を比べて、特に変化が無い場合は大丈夫です。
もし、クリック数や表示回数なんかもおかしくなっていた場合は今回の方法で解決できないので注意してください。
それらを踏まえた上で、実際の原因と対策をチェックしていきましょう。
原因と対策
私の場合、SearchConsoleの検索アナリティクスをチェックしていて、以下の表示を見つけました。
「注」と書かれていていますが、この「注」と書かれた場所はクリックできるんです。
ちなみに、注ボタンはSearchConsoleでデータに異常やアップデートが発生した時に表示されるもので、クリックすると原因特定のヒントを得られます。
実際にクリックしてみると、以下のようなGoogleのページに飛ばされました。
原因
英語で書かれた項目がありますが、この中の以下を確認してください。
July 14 - onward
An incremental improvement in Google's logging system now provides better accounting for results in lower positions. This change might cause increase in impressions, but also a decrease in average positions. This change only affects Search Console reporting, not your actual performance on Google Search.
要約すると、
SearchConsoleはより低い掲載順位まで計測できるようになったぜ!
って書いてあります(多分)
対策
これまでに比べてもっと低い順位の検索順位を追加したわけですから、当然平均の掲載順位は下がりますよね。
ですので、実際はサイト側に問題は無いようです。
したがって対策の必要もありません。
ちょっと安心しました。
まとめ
今回紹介したように、掲載順位の急激な下落にちょっとびっくりしましたが、蓋を開けてみたら何の変哲も無い意外な原因でしたね。
SearchConsoleはブログを作っていく上で重要になってきますが、重要視しすぎて無駄に焦らないようにしましょう。
ではまた。