今回は「UMIDIGI Z2」という高コスパAndroidについてレビューします。
6GBメモリやMTK6763 オクタコアを搭載。
グラデーションがかかったカッコ良いデザインが特徴のスマホになっています。
ディスプレイは6.2インチのベゼルレスで、大画面なのに持ちやすくなっていました。
また、前後2つずつ計4つのカメラを持ち、背面には「16.0MP+8.0MP」の高性能カメラを搭載しているのでチェックしてみてください。
もくじ
はじめに
今回レビューする「UMIDIGI Z2」がこちら!
本製品は、GearBest様より提供いただきました。ありがとうございます。
6.2インチなのにベゼルが狭く、実際に持っていても持ちづらさを感じることはありません。
「指紋認証」や「FaceID(顔認証)」にも対応しており、スムーズにロック解除ができるのも便利でした。
UMIDIGI Z2のざっくりレビュー
UMIDIGI Z2の良いところ
- 6.2インチの大画面スマホ
- グラデーションカラーがカッコ良い
- 6GBメモリ・64GBストレージ
- MTK6763 オクタコア CPU搭載
- ベゼルが狭く持ちやすい
- 前後合わせて4つのカメラを搭載
- 16.0MP+8.0MPのデュアルカメラ搭載
- 指紋認証・顔認証が超便利
- 液晶保護シートやスマホケースが付属
UMIDIGI Z2の悪いところ
- 充電はType-C
- イヤホン端子はなし、付属の変換ケーブルが必要
- 一部ゲームはカクついたり熱くなる
- 指紋が目立つ
そのほか、細かいスペックはこちらの記事からチェックしてみてください。
配送状態
UMIDIGI Z2の配送状態はこんな感じ!
黒地にゴールドで「UMIDIGI」と書かれたおしゃれな箱に入って送られてきました。
実際に開けてみると、液晶保護シートが貼られた「UMIDIGI Z2」とご対面。
液晶保護シートは、画像の2番シートを剥がすだけなので超簡単でした。
背面には「カメラ」や「指紋認証パネル」など、各種パーツの説明が書かれた保護フィルムが貼られていたので傷は全くなし!
気になったのは、もともと貼られていた液晶保護シートの「下の方に穴」が空いており、若干空気が入っていた点。
流石にこの個体だけだと思いますが、気になる方は保護フィルムも用意しておいた方が良いかもしれません。
付属品
UMIDIGI Z2の付属品はこちら。
- 本体
- 充電ケーブル(Type-C)
- スマホケース
- イヤホン端子変換ケーブル
- 電源アダプタ(EUプラグ)
- 取扱説明書
- SIMニードル
イヤホン端子がついていないモデルなので、イヤホンやヘッドホンを使うときは、こちらの「変換ケーブル」が必要になります。
そのため、充電しながらイヤホンの利用は基本的に不可。
また、電源アダプタのプラグが違うため、各自用意するかUSB機器から給電してください。
個人的に驚いたのは「スマホケース」
クリアでシンプルなケースが付いてくるのだと思っていたのですが、実際には「合皮っぽいデザイン」で柔らかい素材のちゃんとしたスマホケースでした。
実際につけてみるとこんな感じ。
背面が隠れてしまうのがもったいないところですが、ラバーっぽい手触りなのでフィット感はアップし、指紋は目立たなくなりました。
筐体
UMIDIGI Z2を最初に見て思ったのは、やはりデザインのカッコ良さ。
背面はグラデーションがかかったようなカラーの鏡面ボディになっています。
画像だとわかりづらいですが、実際に見ると期待通りの鮮やかさがありました。
鏡のように反射して超カッコ良いですね!
その他、背面には「カメラ」や「指紋認証パネル」「フラッシュライト」を搭載。
ちなみに、GearBestで取り扱っているUMIDIGI Z2のカラーは「Black」「Twilight」「Twilight Black」の3種。
ブラックはグラデーションじゃないっぽいので注意してください。
ちなみに、今回のレビューは「Twilight」モデルです。
前面は「ベゼルレスデザイン」を採用しており、6.2インチの大画面ディスプレイを搭載したスマホでありながら、サイズが気にならないくらい持ちやすいと感じました。
ホームボタンは「オンスクリーン」なので、画面内をタップして操作します。
側面は「丸みを帯びたデザイン」でiPhoneに似た「ライン」が装飾されています。
また「音量ボタン」「スリープボタン」「SIMカードスロット」が搭載されており、押しごこちや反応はバッチリでした。
ノッチディスプレイ
UMIDIGI Z2の画面上部は、凹んだような「ノッチディスプレイ」を採用しています。
ノッチディスプレイで良かった!と感じる点は今のところないですが、実際に使ってみるとあまり気にならない程度でした。
こんな感じでノッチディスプレイの隣に時間や充電残量が表示されるので、フロントカメラの分だけサイズを小さくできた感じですね。
ちなみにアプリ起動時は、ノッチディスプレイの両サイドも黒くなるため動作に影響はありませんでした。
アプリによっては対応していないのもあるかも。
どちらかというと、4隅が丸くなっている方が深刻に感じます。
こちらはPUBG Mobileの画面なのですが、右下が一部見切れてしまいました。
ナビゲーションボタンが逆
おそらくOSの差なのですが、私がこれまで使ってきたAndroidと違い「戻る」と「タブ」のボタンが左右反転していました。
こちらは、設定アプリの「SmartAssistant > Buttons」から簡単に変更できます。
日本語化は超簡単
UMIDIGI Z2のOSはAndroidなので、日本語化が超簡単です。
基本的には、初回起動時に「日本語」を選択するだけ。
その他、設定アプリからも簡単に日本語を設定できました。
4つのカメラを搭載
私は「フロントカメラ」はあまり使わないため、デュアルカメラで良かった!というような実感は正直ないのですが、頻繁に自撮りをする方やもっとこだわりたい方にオススメ。
フロントカメラでも「背景をぼかしたり」というような写真が撮影できます。
「背面カメラ」は性能が高く「16.0MP + 8.0MP」のデュアルカメラを搭載しています。
実際に撮影してみた写真がこちら。
細部もはっきり写っており、ピントも合わせやすいと感じました。
また、フロントカメラ同様「背景をぼかした写真」も撮影できるのでオススメです。
ぼかしは「Bokeh」というモードを使用します。
これが結構楽しい。
ぼかしモードでは「ぼかす範囲」や「強さ」をそれぞれ調整でき、よりこだわった写真が撮影できます。
スマホは同じ場所なのに、ピントの位置を変えるだけでかなり雰囲気が変わりました。
指紋認証・顔認証機能搭載
UMIDIGI Z2は「指紋認証」だけでなく、「顔認証」によるスマホのロック解除も対応しています。
設定アプリから自分の顔を登録するだけなので簡単ですし、意外と精度も良かったです。
体感としては、うまく認証できれば、スリープボタンを押してから「パスワード(パターン)」を入力する前にロック解除される感じ。
メガネの有無や、顔が多少隠れた程度ならバッチリ認識してくれました。
指紋は複数登録できるので、左右の人差し指を登録しておくと良いですね。
試しに、「右手の人差し指」を2つ登録したら精度がアップした気がします。
Antutuでベンチマークをチェック
UMIDIGI Z2はスペックも高く「6GBメモリ」や「MTK6763」を搭載しています。
Antutu 3Dのベンチマークをチェックしてみた結果がこちら。
結果は「82934点」
実際に使ってみましたが、WEB閲覧はもちろん「モンスト」のようなアプリも快適に動作できました。
ただし、荒野行動やPUBG Mobileのような重たいアプリは注意が必要。
実際にやってみた結果、画質は上げられても「ところどころカクつく感じ」でした。
がっつり3Dゲームをする人には向かないかもしれません。
ゲームでの使用感や画質の設定については、また後で紹介しています。
充電しながらイヤホンは不可
先ほど紹介した通り、UMIDIGI Z2には「イヤホン端子(3.5mm)」がありません。
イヤホンを使いたい場合、付属の「USB Type-C - イヤホン変換ケーブル」を使って接続するため、充電しながらの利用は不可。
バッテリー容量は「3850mAh」と決して多いわけじゃないので、長時間のゲームには不向きでした。
SIM対応
UMIDIGI Z2はSIMフリースマホなので、SIMカードを入れて使うことができます。
SIMを使いたい場合、自分のSIMがネットワークに対応しているか確認してください。
ネットワーク | |
---|---|
2G | GSM B2/B3/B5/B8 CDMA BC0/BC1 |
3G | WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 |
4G | FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/ B19/B20/B25/B26/B28 TDD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 |
SIMカードは本体側面から挿入可能。
SIMカードスロットは、付属の「SIMニードル」を使えば簡単に取り出せました。
TFカード(MicroSDカード)によって「ストレージ容量」を拡張したい場合もここに取り付けます。
MAXで「256GB」まで拡張できるので安心ですね。
ゲームで使ってみた
先ほども紹介した通り、UMIDIGI Z2は「6GBメモリ」や「MTK6763」を搭載しています。
今回、実際に遊んでみたゲームは以下。
- モンスト
- 荒野行動
- PUBG Mobile
- Identity V
- キングスレイド
実際に遊んでみた結果、UMIDIGI Z2では「モンスト」や「キングスレイド」などは快適に動作しました。
モンストのような軽いゲームなら動作しそうです。
ただし、荒野行動やPUBG Mobileなど重たいゲームで使う場合、画質を下げる必要がありました。
荒野行動は「流暢」の「30フレーム」「ドローディスタンス(最高)」が最も快適で、人数が多い場所でなければ「均衡」にあげても大丈夫かも。
「高画質」も選択できましたが、カクカクというよりガタガタに近いレベルです。
PUBG Mobileは「スムーズ の FPS(高)」が最も快適でした。
一応グラフィックは「HD」の「高」まであげることができたのですが、この画質だとカクカクで撃ち合いはほぼ無理。
激戦区スタートや「War Mode」の場合は、スムーズの高じゃないと厳しいかもしれません。
「Identity V」については今回が初戦だったので、どんな動作が重たいかわかっていないのですが、標準画質ならカクつくことはありませんでした。
高精度に設定しても、途中で画質を下げた方が良いと画面に表示されたので、基本的には標準画質で遊ぶことになりそうです。
発熱について
今回試した中で、UMIDIGI Z2が熱くなったアプリは「荒野行動」「PUBG Mobile」「キングスレイド」の3つ。
連続使用時間や充電の使用、重たい動作などによって発熱の具合は変わってくると思いますが、アプリによっては端末が熱くなるので注意してください。
動作が快適でカッコ良いスマホ
ここまでレビューしてきた「UMIDIGI Z2」ですが、個人的に気に入っているポイントはやはり「背面のグラデーションカラー」
せっかくのデザインが隠れてしまうので、付属のスマホケースは使わないかもしれません。
また、レビュー写真の撮影にもUMIDIGI Z2を使えそうなほど、高性能なカメラを搭載していました。
指紋認証や顔認証に対応しているのも良いですね。
持ち運びが楽なのに大画面で動作も快適。
かなり気に入っています。
まとめ
今回紹介したように「UMIDIGI Z2」はグラデーションカラーがかっこよく、カメラやメモリ性能が高い高コスパAndroidでした。
重いゲームは画質を下げて遊んだり工夫が必要ですが、全体的にオシャレで画面がでかいので興味のある方はチェックしてみてください。
ではまた。