みなさんは「エルゴノミクスデザイン」って知っていますか?
人間工学的デザインとも訳されるのですが、キーボードなどにも採用されたりします。
そこで今回は、Microsoftのエルゴノミクスキーボード「Natural Ergonomic Keyboard」をレビューします。
もくじ
はじめに
今回レビューするアイテムは「Microsoft Natural Ergonomic Keyboard」です。
ぱっと見でわかる通り、普通のキーボードに比べておかしなデザインになっていますよね。
これが、エルゴノミクス(人間工学)デザインになっており、長時間作業でも手が疲れにくい設計になっているんです。
では、早速見ていきましょう。
サイズが大きい
まずは、購入前の注意点なのですが「Microsoft Natural Ergonomic Keyboard」は、縦・横・高さともに、かなり大きめになっています。
商品ページに記載されているサイズが以下。
項目 | サイズ |
---|---|
縦 | 503mm |
横 | 262mm |
高さ | 82.8mm |
テンキーもついており、他のキーボードと比べてみても圧倒的に大きいですよね。
デスクに置くスペースがあるか、あらかじめ確認しておいてください。
ちなみに、キーボードのサイズがネックになっているなら、テンキーが分離したタイプもあるようです。
おそらく、こっちの方が新モデル。
PCによっては使えないキーあり
私は、iMacでエルゴノミクスキーボードを使用しているのですが、キーによっては使えないものもあります。
基本的には「Karabiner-Elements」を利用して、英数・かなキーを割り当てているのですが、Natural Ergonomic keyboard特有のホットキーなどは認識しませんでした。
PCによって変わるかは未確認ですが、使えないキーもあるので注意してください。
ちなみに、通常のキーは全て利用可能でした。(QWERTY配列部分)
メンブレンキー
Natural Ergonomic Keyboardのキーは「メンブレン」タイプになっています。
メンブレンの割には「キーストローク」が深く、しっかりした押しごこちだと感じました。
ただし、画像を見てわかる通り、スペースキーが異常に大きいんです。
そのため、スペースキーの端を押すと、引っかかるような押しにくさがありました。
配列はJIS
私が購入したNatural Ergonomic Keyboardは「JIS配列」です。
US配列タイプも用意されているので、どちらかお好きな方を選んでください。
購入時は「JIS配列」の方が安く購入できました。
ちなみに私は、JIS配列をUS配列に変換して利用しています。
接続は有線
Natural Ergonomic Keyboardは「有線(USB)」でPCと接続します。
ケーブル長はそれなりにあるので、よほど遠くで操作するのでなければ大丈夫そうです。
キーボードの角度が調節可能
Natural Ergonomic Keyboardには、プラスチック素材のアイテムが付属しています。
これを、キーボードの裏に取り付けることで、角度をつけられるようになります。
手前から奥に向かって角度をつけられるので、より自然な体勢でキー入力できるはず。
また、アタッチメントの装着に工具などは必要なく、カチッとはめ込むだけなので取り外しも簡単です。
アタッチメントの他に、通常のキーボードにもある「爪」を立てることでも角度調節が可能。
アームレスト一体型
Natural Ergonomic Keyboardには「アームレスト」がくっついています。
画像の、手首を置く場所にあるのがアームレストです。
手を置いてキー入力できるので、より疲れにくい状態を維持できます。
これも人間工学的デザインの一種なのかもしれませんね。
エルゴノミクスには思ったよりすぐ慣れる
購入当初、変わった見た目のキーボードで扱いきれるか不安でしたが、実際に数時間使ってみると、思っていた以上にすぐ慣れました。
最初のうちはタイプミスが増えると思いますが、それはどんなキーボードでも同じ。
慣れてしまえば快適なキーボードです。
実際に使ってみて
Natural Ergonomic Keyboardを使ってみて、人間工学的デザインとある通り「疲れにくいキーボード」だと感じました。
ブログやプログラミングをする時など、長時間利用しても疲れたと感じることは少なくなりました。
私自身、キーボードが手にフィットするという感覚は初めてだったので、疲れにくいだけでなく楽しくタイピングできています。
まとめ
今回紹介した「Natural Ergonomic Keyboard」は、長時間のタイピングをする方にオススメのキーボードだと感じました。
見た目も特徴的なので、ちょっと変わったキーボードを使いたい方にもオススメです!
ぜひ購入検討してみてください。
ではまた。