今回は、GearBestから販売されている「Chuwi Hi9 Air」というAndroidタブレットをレビューします。
10コアのCPUや4GBメモリを搭載していて、画面サイズも10インチなので読書や動画試聴が快適になりました。
「Hi9」という名前ですが、実際は10インチのタブレットで、ぱっと見はiPadに似ているのでチェックしてみてください。
もくじ
はじめに
今回レビューするアイテムは「Chuwi Hi9 Air」
本製品は、GearBest様よりご提供いただきました。ありがとうございます。
ぱっと見はメタリックで、縁はiPadっぽい丸みを帯びたデザインになっていました。
背面は黒を基調としているのでカッコ良い感じになっています。
Chuwi Hi9 Airのざっくりレビュー
- 薄くて持ち運びやすい
- カラーは黒
- ぱっと見はiPadに似ている
- 10インチの大画面タブレット
- 10コアCPU&4GBメモリ
- OSはAndroidで日本語化も超簡単
- 前後にカメラを搭載
- バッテリー容量は8000mAhもある
- MicroSDカードによるストレージ拡張も対応
- 価格の割にスペックが高い
- ただし、重たいゲームは難しいかも
見た目 |
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サイズ感 |
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使いやすさ |
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スペック |
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価格 |
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Chuwi Hi9 Airの技適について、総務省のホームページには記載がありませんでした。
2018/9/1に担当の方に聞いてみたところ「技適認証を申請している」とのことでした。
Chuwi Hi9 Airの背面には「技適マーク」がついているのですが、実際は、いまだに認証通過していないっぽいので注意してください。
執筆時現在、価格は「199ドル」でした。
かなり高コスパなタブレットですね。
似た名前のタブレットで「Chuwi Hi9」がありますが、スペックや価格を見た感じ全く別物。
Chuwi Hi9 Airが廉価版というわけではないみたいです。
Chuwi Hi9 | Chuwi Hi9 Air | |
---|---|---|
価格 | 165.99ドル | 199.99ドル |
画面サイズ | 8.4 | 10.1インチ |
2018/08/07 追記:
Chuwi Hi9 Proという8.4インチタブレットが登場しました。
3GBメモリ・MTK6797 デカコアを搭載した高コスパタブレットになっています。
それでは、Chuwi Hi9 Airの配送状態や付属品をチェックしていきましょう。
配送状態
Chuwi Hi9 Airの配送状態はこんな感じ。
エアークッション(緩衝材)に入って送られてきたので本体に傷や不具合はなく、バッチリ起動することができました。
箱は「Chuwi」のロゴが入っただけのシンプルなデザインになっています。
付属品
Chuwi Hi9 Airの付属品は以下の通り。
- タブレット本体
- 充電ケーブル(MicroUSB)
- 電源アダプタ(EUプラグ)
- 液晶保護シート
- 取扱説明書
液晶保護シートは初めから貼られており、「2のシート」を剥がすだけでOK。
こんな感じで、もともと貼られているシートの上部分を剥がすだけなので、失敗もなく綺麗に貼ることができました。
電源アダプタは「EUプラグ」
このままだと日本で使えないので、すでに持っているものを使うか、各自用意してください。
取扱説明書も付属していたのですが、英語や中国語が多く、あまりよくわかりませんでした。
とはいっても、基本的に説明書を見ながら作業する必要はなく、Androidを使ったことがある方なら全く問題ないので安心して大丈夫です。
筐体
先ほど軽く紹介しましたが、Chuwi Hi9 Airは「iPad」に似たデザインになっており、全体的に縁が丸くなっています。
本体背面は「黒」のマットな感じ。
下の方に「CHUWI」のロゴが入っていました。
Chuwi Hi9 Airはタブレット本体が薄いので、持ち運びにも優れていると思います。
厚みも「ノート」よりちょっと厚いくらいなので、カバンの中で邪魔になることはなさそうですね。
オンスクリーン
本体の物理ボタンは「スリープボタン」と「音量(上下)」のみになっており、ホームボタンや戻るボタンは「オンスクリーン」を採用しています。
これらの位置は、タブレットを横持ちにした時の「右側」
縦画面のアプリで使う場合、スリープや音量ボタンが「下」になってしまうことがあったので、アプリによっては音量調整やスクリーンショットが使いにくいかもしれません。
画像では伝わりにくいと思いますが、Chuwi Hi9 Airの音量(スリープ)ボタンは比較的しっかり作られていて、操作した時のポチっという「押した感」が気に入っています。
端子
Chuwi Hi9 Airの端子は「3.5mm ヘッドホン端子」と「Micro USB端子」のみ。
MicroUSB端子は「充電」でも利用します。
MicroUSB端子は、しっかり作られているからか接続時にパチっという感じで接続できます。
その他に、本体背面にある「パーツ」を取り外すことで「TFカード(MicroSDカード)」によるストレージの拡張が可能。
「最大128GB」まで拡張できるので便利ですね。
ただし、このパーツは「本体上部にある窪み」に爪を引っ掛けてパチっと外すタイプで、あまり丈夫ではなさそうな感じです。
頻繁に付けたり外したりとなると大変ですし、パーツが破損する危険性もあるので、Micro SDカードを使ってデータを移動させたい人は注意してください。
前後にカメラを搭載
前後にカメラを搭載しており、背面カメラの隣には「フラッシュライト」が付いています。
あとでまた紹介していますが、タブレットにしては背面カメラの性能が高め。
13.0MPのカメラを搭載しているんです。
またフラッシュライトが搭載されているので、タブレット側から操作すれば「懐中電灯」のような使い方もできちゃいます。
フラッシュライトが付いたタブレットは割と珍しいですね。
スピーカーは本体上部
Chuwi Hi9 Airの「スピーカー」は本体上部に付いています。
(横画面で持った時の位置)
ちょっと変わった位置に付いていますが、実際に使ってみた感じとしては、手や机などでスピーカーが隠れないため意外にありだと感じました。
今のところ、スピーカーが上部に付いていて不便に思ったことはありません。
スペック
ここで一旦、Chuwi Hi9 Airのスペックをチェックしておきましょう。
Chuwi Hi9 Airのスペックはこんな感じ。
スペック | |
---|---|
システム | Android 8.0 |
CPU | MTK6797 デカコア |
CPU | Mali T880 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
画面サイズ | 10.1インチ |
ディスプレイ | IPS液晶 |
カメラ(背面) | 13.0MP |
カメラ(前面) | 5.0MP |
バッテリー容量 | 8000mAh |
重量 | 0.5500kg |
Bluetooth | 4.2 |
ネットワーク | |
Support Network | Dual WiFi 2.4GHz/5.0GHz |
WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac wireless internet |
2G | GSM 800/900/1800/1900MHz |
3G | WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B2 1900MHz, WCDMA B5 850MHz,WCDMA B8 900MHz |
4G | B1 2100MHz,B2 1900MHz,B20 800MHz,B3 1800MHz, B5 850MHz,B7 2600MHz,B8 900MHz,TDD B40 2300MHz |
「デカコア(10コア)のCPU」や「4GBメモリ」を搭載。
GPUにも「Mali T880」を搭載した高コスパな性能になっています。
実は、スペックだけ見ると、以前レビューを行なった「VOYO i8 Max」と同じなんです。
本体のストレージは「64GB」ですが、TFカード(MicroSDカード)によって「最大128GB」まで拡張可能。
先ほど紹介した通り、MicroSDカードの取り付けは面倒くさいので注意してください。
日本語OK
10インチのタブレットとは言っても「OSはAndroid」なので、基本的な操作はAndroidスマホと同じ。
そのため、Google PlayStoreを使って簡単にアプリをインストールできますし、設定アプリから「日本語」を選択するだけでOK。
初回起動時に設定するだけなので超簡単でした。
普段Androidスマホを使っている方は、慣れ親しんだ操作で使えるので便利ですね。
カメラ性能
先ほど紹介した通り、Chuwi Hi9 Airは「13.0MP」の背面カメラを搭載しています。
実際に撮影してみた写真がこちら。
タブレットにしては綺麗に撮れていますね。
フロントカメラ(インカメラ)は「5.0MP」と低いですが、ビデオチャットやちょっとした自撮りであれば問題なく使えると思います。
バッテリー容量が多い
先ほどのスペックを見るとわかるのですが、Chuwi Hi9 Airのバッテリー容量は「8000mAh」と、タブレットの中でも比較的大容量のバッテリーを搭載しています。
実際に使ってみたところ、長時間のゲームや動画視聴でも充電残量を気にすることなく使えました。
重量
Chuwi Hi9 Airの重量はこんな感じ。
結果は「557g」
商品ページに載っている重量とほぼ同じくらいになりました。
iPadと比べても、Chuwi Hi9 Airの方が少し重いくらい。
持ち運びが便利なだけでなく、本体自体がスリムなので、10インチのタブレットにしては持って操作するのも楽だと感じました。
Kindleなどで「大画面で読書したいけど端末自体が重いのはムリ。」という方にもオススメなタブレットになっています。
ゲームで使ってみた
Chuwi Hi9 Airを使って「PUBG Mobile」「荒野行動」「モンスターストライク」の3つを遊んでみました。
結論から先に言ってしまうと、
- PUBGはやりにくい
- 荒野行動は発熱はあるものの普通にできる
- モンストはバッチリ動作
という感じでした。
PUBG | 荒野行動 | モンスト |
---|---|---|
- | △ | ○ |
PUBGに関しては、グラフィック設定を一番下(スムーズの低)まで下げないと、カクついたり引っかかったりします。
できないことはありませんが、画質を下げると敵キャラの詳細がほとんど見えないため、PUBG Mobileには向いていないという印象を受けました。
荒野行動も同じかと思っていたのですが、画質を「均衡」にし、フレームレートとドローディスタンスを「最大」にあげても普通に動作します。
ただし、本体が少し熱くなったり、長時間連続でやっていると重くなったりしました。
場合によっては、グラフィック設定を下げる必要があります。
今後のアップデートによる影響や、もっと高スペックな端末と比べると変わってくると思いますが、思いの外ちゃんとゲームできました。
モンストのようなソーシャルゲームは全く問題なし
端末が大きい分違和感はありますが、カクついたり端末が熱くなることもありませんでした。
全体的にカッコ良い
Chuwiのタブレットは色々販売されていますが、全体的にみて「Chuwi Hi9 Air」も作りがしっかりしたカッコ良いタブレットという印象を受けました。
個人的には、カラーやデザインだけなら「iPad」より好きかもしれません。
- 持ち運び安くて画面が大きなタブレットが欲しい方
- iPadは高価で手が出ない方
- 普段Androidを使っていて慣れたタブレットが良い方
ぜひチェックしてみてください。
もちろん、Appleペンシルや重たいゲームをしないという理由で、コスパが高いChuwi Hi9 Airを選ぶのもアリだと思います。
参考にしてみてください。
クーポンコードはこちら
クーポンセールは終了しました。
今回、当ブログ専用で「Chuwi Hi9 Air」の専用クーポンを用意していただきました。
クーポンコードは「JPCHHi92Air」
https://www.gearbest.com/tablet-pcs/pp_1830880.html?wid=1433363&lkid=15536678
適用後の価格は「192.99ドル」となっています。
クーポンコードの使い方については、こちらの記事をチェックしてみてください。
まとめ
今回レビューした「Chuwi Hi9 Air」は、デザインがカッコ良くて持ち運びに優れた「10インチ」タブレットでした。
読書や動画視聴で使える便利なタブレットを探している方はぜひチェックしてみてください。
ではまた。