【Androidエミュレータが起動できない!】 HAXMをインストールする方法

先日、AVD Managerを使ってAndroidエミュレーターを起動しようとしたところ

 

「emulator: WARNING: VM heap size set below hardware specified minimum of 256MB」

「Please ensure Intel HAXM is properly installed and usable.」

「CPU acceleration status: HAXM must be updated」

 

などのエラーが出てしまいエミュレーターが起動できなくなってしまったので、対処法を紹介します。

はじめに

 

冒頭で紹介したエラーの内容は一部抜粋しただけなので、エラーの全文ではありません。

エラー全文は以下のようなものになります。

 


Cannot launch AVD in emulator.

Output:

emulator: WARNING: VM heap size set below hardware specified minimum of 256MB

emulator: WARNING: Setting VM heap size to 384MB

emulator: ERROR: x86 emulation currently requires hardware acceleration!

Please ensure Intel HAXM is properly installed and usable.

CPU acceleration status: HAXM must be updated(version XXX).


 

スクリーンショット 2016-05-10 3.49.02

ざっと見た感じでは

 

ヒープ領域のサイズが足りないから起動できないよ!

x86のエミュレーターを使うならハードウェアの加速が必要。

HAXMをインストールして使えるようにしてね。

CPU アクセラレーションのステータス: HAXM のアップデートが必要。

 

英語がわからないので訳は間違っている可能性がありますが、とりあえず「HAXM」というものをインストールする必要がありそうです。

 

HAXMとは

 

まずそもそも「HAXM」というのはなんなのか。

HAXMは

Point

H…Hardware

A…Accelerated

X…Execution

M…Manager

を略したものらしいです。

ハードウェアの加速を実行させる物という認識で良いかもしれません。

 

これがないことで、エミュレーターが動作するために必要な速度を出せないということなんですかね。

とりあえずインストールしてみましょう。

 

HAXMをインストール

 

まずは「HAXM installer」がインストールされているか確認しましょう。

Android SDK Managerを開いて「Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM installer)」という項目を探してください。

 

スクリーンショット 2016-05-10 4.35.35

 

私の場合は、SDK Managerの一番下にありました。

このインストーラが「Installed」になっていることを確認してください。

 

なっていない場合はインストールしておきましょう。

続いて、SDKの保存先を開きます。

 

私の場合は「Users/ユーザー名/Library/Android/sdk」でした。

保存した場所によってこの内容は変わる可能性がありますので、注意してください。

 

余談ですが、Macでライブラリを開く場合、Finderを開いた状態でメニューバーの「移動」optionキーを押しながら開くと「ライブラリ」という項目が追加されるので、フォルダを探しやすくなるかと思います。

 

sdkを開くと、幾つかのフォルダが見つかると思いますので、その中から「extras/intel/Hardware_Accelerated_Execution_Manager」と開いていってください。

その中にHAXMのインストーラーが見つかると思います。

 

これをインストールすれば良いというわけですね。

※「HAXM installation」ではなく「intelHAXM_X.X.X.dmg」を開いてください。

 

「HAXM installation」を開くと、別のウィンドウが開いてしまいます。

Windowsの場合は「.exe」になるのかな。

 

intelHAXM.dmgを開くと、パッケージファイルが表示されるので開いてください。

 

スクリーンショット 2016-05-10 5.13.30

 

開くと以下のようなウィンドウが開くのでインストール作業を進めていきましょう。

 

スクリーンショット 2016-05-10 5.03.10

※ここからの作業はPC内にHAXMをインストールします。私はこの方法で解決しましたが、この作業は全て自己責任でお願いします。

 

インストールが完了すると以下のように表示されるので確認してください。

 

スクリーンショット 2016-05-10 5.04.53

 

このように表示されたらintelHAXMを閉じてください。

無事インストールできたら「AndroidStudio」を「再起動」してください。

 

開いたままになっていると、うまくエミュレーターを起動できない可能性がありますので注意してください。

 

起動を確認する

 

最後に「AVD Manager」を使ってエミュレーターを起動してみましょう。

 

 

このようにエミュレーターが起動できたら成功です。

あとは、開発したアプリのテストなり、インストールなりしていきましょう。

 

Androidエミュレーターに.apkファイルをインストールするなら、以下の記事を参考にしてみてください。

 

まとめ

 

今回、AndroidStudioでエミュレーターが起動しなくなってしまい、かなり焦りましたが無事エミュレーターを起動できるようになりました。

エミュレーターが起動できなくなった前日(2016/05/09)までは起動できていたのに、急に起動できなくなってしまったのは何故なんですかね。

 

 

エミュレーターが起動できなくなってしまった場合は、ぜひ試してみてください。

ではまた。

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