今回から何回かに分けて、Ruby on RailsでTwitter Apiを使う方法について紹介していきます。
そこでまずは、Twitter Apiを使うために必要な「Consumer Key」と「Access Token」の取得方法から見ていきましょう。
もくじ
はじめに
Ruby on RailsでTwitter Apiを使うと、ユーザーやツイートの検索やフォローなどを操作できちゃいます。
Twitter Botみたいに、自動でTwitterの機能を動かすことができるので面白いです。
前提として、TwitterのApiを使うためには、「Consumer Key」「Consumer Secret」「<>Access Token」「Access Token Secret」などが必要になります。
そこで今回は、それぞれのキーについて、その取得方法を紹介します。
Twitterアカウント
Twitter Apiは、それを使うためのアカウントを所持していなければなりません。
そこで、まずはApiを使うためのアカウントを作成してください。
すでに持っている方は、そのアカウントにログインしておきましょう。
Twitter Developer Platform — Twitter Developers
Twitterにログインできたらこちらのリンク先にアクセスしてください。
ここから新たにアプリを作成していきます。
Appを作成する
ページ上部にある「My apps」をクリックしましょう。
ここをクリックすると、以下の様なページが表示されます。
Twitter Appsというページが表示されるので、その中から「Create New Apps」を選択してください。
そうすると、ページが切り替わるので、名前や詳細などを設定していきましょう。
Name
作成するApplicationの名前を設定します。
Twitterのユーザー名などに合わせる必要はなく、Twitter Apiを使うためのアプリケーションということがわかりやすい名前を指定してください。
こちらは必須項目です。
Description
作成するApplicationの概要を設定します。
例えば、Twitter Apiを使うためのアプリケーションだとしたら「twitter apiを使うアプリケーションです」とか、適当なものを入力しましょう。
自分で見てわかるものであればなんでも良いです。
こちらも必須項目。
Website
アプリケーションを使用するウェブサイトのURLを設定します。
トップページのURLを入力すればOKです。
後から編集できるので、現段階では適当なURLを入力しておいても大丈夫だと思います。
Callback URL
ユーザーがアプリを認証した後に移動するURLを設定します。
こちらは必須項目ではないので、現段階では空白のままで良いです。
Developer Agreement
利用規約への同意です。
問題がなければ「チェックボックス」にチェックを入れましょう。
ここまでできたら「Create your Twitter application」をクリックして、アプリケーションの作成を完了させます。
KeyとSecretを取得する
ここまでで、Twitter Apiを使うためのアプリケーションは完成しました。
実際にアプリを表示させて見ると以下の様なページが表示されます。
表示されたページの中に「Keys and Access Tokens」というリンクがあるのでクリックしましょう。
ここからTwitter Apiを使うのに必要な「Consumer Key」「Consumer Secret」を取得できます。
Ruby on RailsでTwitter Apiを使うときに必要になるので、メモ帳なんかにコピペしておくと良いかもしれません。
では、続いて「Access Token」と「Access Token Secret」の取得方法を見ていきましょう。
Access Tokenを取得する
先ほどの「Keys and Access Tokens」ページを下の方にスクロールすると、以下の様な項目があります。
ここで「Create my access token」を選択するとAccess TokenとAccess Token Secretを作成できます。実際にクリックすると以下の様になりました。
これらもTwitter Apiを使う上で必要になるので覚えておきましょう。
Access Tokenは、自分以外の人に知られてしまうと、Twitterを勝手に操作されてしまいます。そのため、これらのコードを公開してはいけません。
まとめ
今回紹介した方法を使えば、Ruby on RailsなどでTwitter Apiを使う準備ができました。
次は、実際にConsumer KeyやAccess Tokenを使って、ツイートの検索やユーザーのフォローなどを操作していきましょう。
ではまた。