Unityでアプリを作る時、必ずといって良いほど音をつけると思います。
音とはBGMだけではなく効果音などもすべてです。
音声ファイルの拡張子は一般的にMP3が多いと思うのですが、Unityで音声ファイルを使う時の拡張子はMP3を使わないほうが良いです。ではどのような拡張子が使えるのか紹介します。
はじめに
今回紹介する内容は「Unityで音声ファイルを使う時の拡張子」についてです。
Unityで使う音声ファイルの拡張子は対応していないものや、あまりオススメできないものなどがあります。
結論から申しますと、Unityで使う音声ファイルは「.ogg」がオススメなのですが、まずはUnityに対応している音声ファイルの拡張子から見ていきましょう。
Unityに対応している拡張子
Unityに対応している音声ファイルは
- .mp3
- .ogg
- .wav
- .aiff/.aif
- .mod
- .it
- .s3m
- .xm
です。
見てわかる通り様々な種類の音声ファイルがあるので、特にコンバートしなくてもUnity上では使えると思います。
ですが音声ファイルでよく使われている拡張子でも、使用時に気をつけた方が良いものがあります。
そのような時は以下の記事を参考にして「.mp3」で保存されている音声ファイルを「.ogg」や「.wav」に変換して使いましょう。
オススメしない拡張子
結論から言うと、Unityで使わないほうが良い拡張子は「.mp3」です。「.mp3」は音楽ファイルにも使われている拡張子で、拡張子ってなに?というような人でも見たことがあるのではないでしょうか。
ですが、.mp3の音声ファイルを使う時は幾つか注意点があります。
まず1つ目は「.mp3にはライセンス料が発生する」というもの。
とは言ってもライセンス料は.mp3を用いたアプリをリリースしてすぐに発生するというわけではありません。
mp3を用いたアプリが5000配布されたら2500ドルほどかかってしまうようです。
しかもこの料金発生は1タイトルごとに請求されるようです。
2018/04/17 追記:拡張子「.mp3」使用時のライセンス料はなくなったそうです。
こういった理由から拡張子が「.mp3」の音声ファイルは使わないことをオススメします。
ではどのような拡張子を使えば良いのか見ていきましょう。
オススメの拡張子
冒頭でも紹介しましたが、私がずっと使っている拡張子は「.ogg」です。
Unityアプリを既にリリースしている方は.oggを使っているかと思いますが、初めてUnityでアプリを作っているという方はリリース前に確認してみてください。
また、oggをオススメするはもう1つあります。
.oggは動作が軽いんです。
これに関しては私の体感なので、正しいかどうかわかりませんがmp3などを使っている時に比べてGameビューを再生した時の動作が軽くなっているような気がしています。
まとめ
今回紹介したように、Unityでアプリを作る場合は「.ogg」をおすすめします。
私自身まだまだ初心者ですが、アプリを作り初めてからずっと「.ogg」ファイルを使っています。
アプリに人気が出て喜んでいたら、ライセンス料の請求がきた...なんてことになってしまったら悲惨ですからね。注意してください。
ではまた。