先日、Qtuoから販売されている「ワイヤレスマウス」を購入してみました。
そこで使ってみた感想や、値段についてレビューしていこうと思います。
もくじ
はじめに
まずは、今回紹介するワイヤレスマウスを確認してください。
私が今回購入したマウスは、こちらの Qtuo ワイヤレスマウスになっています。
購入に至った経緯
私は今まで、Apple の Magic Mouse をずっと使っていたのですが、ネットでよく言われているように「電池持ちが良くない」という理由から購入しようと考えました。
Apple Magic Mouseも使いやすいのですが、やはり電池の交換が面倒なのと、後述するのですが数ヶ月分の電池代で今回のマウスが買えてしまうというのも購入に至った理由の一つです。
Apple Magic Mouseの場合、マウス使用頻度が多い人によっては1週間程度で電池が切れるということもあったのではないでしょうか。
私もそのひとり。
最近のMagic Mouseは充電式になっているようですが、こちらもケーブルの挿し口が底面と、かなり使いづらそうですよね。
そこで登場するのが、今回のQtuo ワイヤレスマウス。
コスパが高く、電池持ちの良い「扱いやすいマウス」になっているので早速チェックしていきましょう。
Qtuo ワイヤレスマウスの価格
購入時( 2016/09/17 )の価格で、898円でした。
ある程度Magic Mouseに満足していたのでマウスの購入を考えていなかったですが、実際に調べてみて、正直ここまで安いマウスが存在するとは思っていませんでした。
レビューを見た感じでも、コスパ最強などと言われていたのでほぼ一目惚れでした。
Apple製品はもともと高いですがMagic Mouseの約12000円と比べてしまうと、確かにコスパ最強ですね。
カラーバリエーションは5種!
Qtuoのマウスは、5種類のカラーバリエーションがあります。
詳しくは、先ほどのリンク先からチェックしてみてください。
また、ブラックには2種類あります。
若干形が変わってくるので注意してくださいね。
Qtuo ワイヤレスマウスの使用感
使用感と言っても、まだ期間があまり経過していないので詳しい紹介はできないかもしれませんが、一例として捉えてください。
ちなみにドライバなど面倒なソフトは「基本的に不要」で、購入後PCと接続すればすぐに使用することができました。
ただし、Macで4・5ボタンを使いたい場合は「Karabiner」というアプリケーションが必要になってきます。
それについては、別記事で紹介しているのでチェックしてみてください。
付属物
こちらのマウスに付属していたのは、ワイヤレス接続のための「レシーバー」のみでした。
※単三電池が必要になるのですが、私の場合は付属していませんでしたので別途で購入する必要があります。
かなり小さいので紛失注意ではありますが、基本的にPCに接続しているのでおそらく問題ないでしょう。
あまり大きすぎても邪魔ですしね。
こちらのレシーバーはUSBポートに差し込んで使用するので、ポートが1枠埋まることになります。
もし空きがない方は、AmazonでUSBハブを購入してみてください。
ちなみに、配送時も同じ状態なのですが、Qtuoのレシーバーはマウス本体に差し込むことができます。
マウスを外出先で使用する方や、持ち歩いて使用する方にとってはかなり助かるのではないでしょうか。
重さ
続いて、Qtuoマウスの重さをチェックしていきましょう。
以下を見てください。
単三電池を入れた状態で94グラムでした。
また、一応新品単三電池の重さも計っておきましたので、その分を引くとマウス本体の重さがわかると思います。
単三電池の重量に個体差があるかは知りません。
ちなみにApple Magic Mouseはこのくらい。
※電池入り。
このように若干の重さの違いはありましたが、体感では全くわからない程度でした。
最近はこれ以外のマウスを使っていなかったので、他の製品と比較ができないのですがQtuo マウスを最初に持った印象は、思ったより重くないなという感じでした。
とはいっても、軽すぎてマウスを操作しにくいというほどではありません。
反応は?
今日現在 ( 2016/09/23 )まで使用している感覚としては、まったく問題なく使用できています。
反応が悪いということもなく機能しています。
2017/09/08追記:
反応に問題はないのですが、電池残量が減ってくると反応しなくなることがしばしばありました。
電池交換後は全く問題なく回復しています。
ただ、ワイヤレスで接続しているので距離が遠かったり、何か遮るものがあったりすると反応しなくなる可能性はあるので注意してください。
普段使用する分には問題無いと思います。
( マウスの寿命は除く )
接続距離
マウスとPCがどのくらいの距離まで反応できるのか試してみました。
目測ですので、かなり曖昧な数値になってしまうのですが、だいたい10メートルくらい離れても操作することができました。
とはいってもここまで離れるとPCの画面自体見えないので、10メートル離れて使うことはないと思います。
ただしこれは直線で、遮るものがない状態での計測になっています。
壁で遮ってしまったりすると、やはり反応が悪くなってしまい、スクロールが鈍いような入力を受け取れていないような状態になります。
注意してください。
本体のボタン
こちらのQtuoマウス、実は使用可能なボタンがたくさんあるんですよね。
まず、左右中クリックはもちろんの事、親指側に「戻る」「進む」ボタンがくっついています。
iPhoneでの撮影なので、ボケてしまっていますがこのデコボコしたのがそれぞれボタンになっており、ブラウザやFinderなどでの「戻る」「進む」ボタンとして使用できます。
親指で押すことができるので、ブラウザバックの時に素早くクリックできますね。
ただし注意点があります。
Amazon商品ページに以下のような記述がありました。
【必要システム】Windows、Mac、Linuxなど多数のOSを対応出来ます。ご注意:MAC OSは一部の機能を公表ではありませんので、このマウスのサイドキーがカスタマイズ・設置出来ません。ご注意ください。
Qtuo 2.4G ワイヤレスマウスより引用
このようにMacでこのマウスを使用する場合、デフォルトの状態では使用できません。
ですが、Karabinerというアプリケーションを使用することで、これらのボタンに好きなコマンドを割り当てることができるようになります。
追記:
Karabinerというアプリケーションを利用して、マウスの4ボタン5ボタンをカスタマイズする方法について記事を公開しました。
戻る・進む以外にもコマンドを設定することができるので、ぜひ確認してみてください。
Karabinerで5ボタンマウスに戻るやリロードを割り当てる方法 - クリアメモリ
MacOS Sierra以降の方はこちらからどうぞ。
Macのバージョンが「Sierra以降」の方は、似たアプリケーションの「Karabiner Elements」をインストールしてください。
こちらも、使い方を紹介してあります。
Qtuoマウスには、ミドルクリックの下「CPI」と書かれたボタンがあるのですが、このボタンでは「マウスの速度」を調整できます。
例えば、このボタンを1回押したら通常の速度、2回押したらちょっと速くなり、3回押したらさらに速くなる。
このような感じで、最大5段階の調整ができます。
CPIボタンを押すと、赤く光るので、その光った回数で現在の速さを確認することができます。
追記:2017/01/10現在
再追記:2017/02/16現在
再追記:2017/05/19現在
購入からしばらく使用してみましたが未だ電池は切れていません。
使用頻度などによって消費量は変わってくると思いますが、購入直後に電池を入れただけで取り替えていないので、電池の消耗はかなり抑えられているのだと思います。
再追記:2017/07/25現在
たまに接続が怪しくなってきたので、電池を交換しました。
スリープ機能があるので、使わなければ一生持つんじゃ無いかってぐらい電池消費を押させられるようです。
PS4コントローラーはMacでも使える優れもの!超簡単な接続方法とキー設定を紹介する - クリアメモリ
マウスの持ちやすさ
まず以下の画像を見ても分かる通り、Qtuoのマウスは若干左方向にカーブしているような形状になっています。
カーブというよりは、凹みの厚さが影響しているのかもしれません。
右手薬指はともかく、親指はかなりフィットしています。
さらにこのマウスがフィットする理由にあるのが、親指部分にある「ゴム製グリップ」です。
このグリップが滑り止めになっており、握りやすくなっていますね。
ですがやはりこの形状なので、もし左利きで左手でマウスを使用したい方は、かなり厳しいと思います。
試しに左手でマウスを持ってみたのですが、全くフィットしませんね。
当然ですが...
ホイールの重さ
場合によっては重要になるホイールの重さですが、こちらもそこまで問題ないように感じました。
ただ、若干メリハリが無いといいますか、ホイールを少し回したい時に軽く行き過ぎてしまうことがあります。
とは言っても一定回転ごとに「カクカク」と止まるようにはなっているので、使いづらいとまではいかないですね。
回した感覚としては、軽いです。
一応、ホイール部分にもグリップが付いているので回しやすくなっています。
グリップ性能はしっかりしているので、ホイールが滑って回しにくいということはまず無いでしょう。
Apple Magic Mouseなどと比べると、チルトホイールが無いのが少し残念ですが、価格を考えれば当然といった感じですね。
(チルトホイールというのは、横スクロールするためのホイール)
サイドボタンの押し心地
Qtuoマウスのサイドボタン(4・5ボタン)は、ぱっと見細かったので押し心地は期待していなかったのですが、予想以上に「カチッ」という音とともに押した感覚を得ることができました。
左右クリックと比べると軽いですが、押し心地もバッチリ。
また、個人差は多少あると思いますが、ボタンの位置も丁度良く親指の位置にあるのでブラウザバックしたいタイミングで親指を移動せずにクリックできます。
以外と高さもあるので「どこにボタンがあるのかわからない」などといったこともありません。
※先ほども紹介しましたが、こちらのサイドボタンはMacで使用する場合、デフォルトでは機能しないようになっています。
「Karabiner Elements」という無料のアプリケーションを使う必要があるので注意してください。
質感
Qtuoマウス本体の質感は、写真の通り「マット」な感じになっており、触った感触もサラサラした質感になっております。
全面マットだったら、少し使いづらかったかもしれませんが「ゴム製グリップ」のおかげで、しっかり支えることができますね。
マウスパッドは必要か
マウスパッド有りの時と、無しの時で操作感に違いが出てくるのか試してみました。
まずマウスパッド有りの場合ですが、こちらは普通に「動かしやすく、止まりたい場所でピタッと停止」できます。
つまり普通のマウスと同じですね。
※マウスパッドの質や個人の感性によってこの辺りは変わってきます。
続いて、マウスパッドを使わずに使用した場合です。
こちらもデスクによって多少変わるかもしれませんが、私の場合はあまり好きではありませんでした。
普段からマウスパッドを使用しているというのもありますが、マウスパッドを使わないと、底面のグリップが引っかかる感じがします。
そこが若干気になる点ではありますが、使用できないというほどでは無いです。
普段マウスパッドを使用しない方にとっては、全く気にならないかもしれません。
「あれば便利」ぐらいです。
配送時の状態
激安商品なので当たり外れがあるかなと危惧していたのですが、配送状態は全く問題なく、傷なども特にありませんでした。
ただし、底面のグリップに貼られている「保護シート」が剥がれていたりとかはあったので注意してください。
商品によって差はあるかもしれませんが、期待以上に綺麗な状態で届きました。
箱にメーカーのロゴやイラストはなく、段ボール質の中に梱包が施されており、取扱説明書が付属していました。
説明書は英語と日本語で書かれていますが、基本的には「PCにレシーバーを挿すだけ」なので、取扱説明書もいらないくらい簡単でした。
耐久性
耐久性に関しては、どのくらいが妥当なのかわかりませんが、2016/09/19より使用を開始しています。
この記事にしばらく更新が無い場合は、それだけマウスが使えていると考えてください。壊れ次第追記する予定です。
2017/09/08追記:
壊れる気配がないので追記です。
現在も使用していますが、1回電池切れになっただけで
特に不具合は見つかりません。
2018/07/02追記:
久しぶりに追記です。
未だに壊れる気配はなく、電池持ちもかなり良いです。
最近は、トラックパッド・M570・Qtuoの3デバイスを使い分けているので、電池の消費は少なめ。
Qtuoマウスをお絵描き時に超便利な「左手用デバイス」としてカスタマイズして使うことの方が多いかもしれません。
まとめ
このマウスを見てまず驚くのは、おそらくこの価格ですよね。
主な用途はPCでアプリケーションを使う時なので、激しいゲームでの検証はしていないのですがこれだけのパフォーマンスで、1000円を切るというのは素晴らしいです。
高級なマウスに比べると見た目や造りは劣りますが、私のようにただのコスパの良いマウスとして使用する方にはかなりオススメです。
マウスが不調で、価格の安い商品を探している方はぜひ購入を検討してみてください。
ではまた。