今回はWEBライティングを学べる「沈黙のWebライティング」という書籍を紹介します。
SEOを意識したWebライティングのノウハウが詰まっている上に、漫画や小説のような感覚で楽しく読める教本です。
もくじ
はじめに
今回紹介するアイテムがこちら!
表紙を見た感じだと、Webライティングの教科書っぽくないですよね。
実際に開いてみても、ストーリー性があり「会話形式」で読み進めていけるようになっている、良い意味で技術書らしくない書籍です。
Webライティングをしっかり学びたいけれど、あんまり固い本は読みづらいなー。
と思っていた時に出会ったのがこの本。
Amazonのレビューも納得の高評価でした。
こんな人は特にオススメ!
- ブログなどでアフィリエイトをしている
- 人に読ませる(惹きつける)文章を書きたい
- 面白く読める本がいい
- ボリュームのある本がいい
- SEOを意識した記事を書きたい
ストーリー性があって読みやすい
まず、この本を手にとって驚いたのが、やはり「物語を読みながらWebライティングが学べる」という点。
1冊を通して”旅館を盛り上げる”ことを目的として話が進みます。
本を開くと、ほとんどのページが「吹き出し」形式で書かれているんですよね。
登場人物たちが会話の中で、「SEOを意識したWebライティング」に関する重要な所を織り交ぜて紹介してくれます。
本の中身については、Amazonの商品紹介ページでいくつかの画像をチェックできるので、そちらで確認してみてください。
読んだ感覚としては、漫画のような読みやすさと、小説のようなワクワク感がありました。
気づいたら一気読みしちゃうくらい。
重要なポイントは文字で解説
会話形式でストーリーが進んでいくと紹介しましたが、すべて会話形式になってしまうと、どうしても中身が薄くなってしまいますよね。
沈黙のWebライティングは、そのような心配もありません。
Webライティングを学ぶ上で重要な所は、テキストベースで解説してくれています。
これも読みやすさの元になっていると思いました。
ストーリーを読む → 解説を読む → また物語が始まる
という構成になっているので、不思議と読み続けられるんです。
小説などでも、続きが気になってやめられない!ってことはありませんか?
まさにそんな感覚です!
物語が面白い!
物語が読みやすくても、ストーリー自体がつまらなかったら読みづらくなりますよね。
「沈黙のWebライティング」は、その点も問題ありません。
ざっくりとしたストーリーは、
- 両親が営んでいた旅館を引き継いだ主人公「サツキ」
- 弟「ムツミ」と共に旅館を再び盛り上げようとする
- そこに最強のWebマーケッター「ボーン」が登場
- ボーンからWebライティングを学び、旅館のサイトを修正
- 旅館はどうなったのか!? ボーンの目的は!?
みたいな感じになっています。
前作(沈黙のWebマーケティング)からの敵なんかも登場したりして、どんどん引き込まれていきました。
ライティングの教科書だから読みやすい
ライティングの教科書ってだけあって、とにかく文章が読みやすいんですよね。
(背景を調整することで、目が疲れないデザインを意識してるとか。)
会話形式の部分はもちろん、テキストでの解説部分も読みやすく・理解しやすい文章になっていました。
著作権の都合上、内容や画像が紹介できないのが残念です。
※こちらも、Amazonの商品画像から、一部画像をチェックできました。
繰り返し読むべき
Webライティングというのは奥が深いものです。
そのため、沈黙のWebライティングを読んだだけで、Webライティングの全てを習得できるわけでは無いと思います。
というか、それほど甘いものでもありません。
次々いろんな本を読むよりは、一つひとつ身につけていったほうが良いですよね。
繰り返し読むことで理解も深まり、力になっていくんです。
そういったことから、「沈黙のWebライティング」はライティングの技術を身につけるのに適した書籍になっているのではないでしょうか。
持ち運びには向いてない
沈黙のWebライティングは、結構厚みがあるんですよね。
ページ数も「631ページ(ストーリー部のみ)」もありました。
先ほども紹介しましたが、読みやすさに関しては問題ありません。
ですが重さとなると話が変わってきますよね。
沈黙のWebライティングの重量は「720g」もあり、持ち運ぶとなるとちょっと重いかもと感じました。
10.5インチのiPad proが「約469g」です。
比べてみてもやはり持ち運びには不向きかもしれません。
外出先や移動中に読もうと思っている方は、Kindle版という選択肢もありますよ。
Webライティングを学んでみて
Webライティングというものを学んでから、自分の記事を見直してみました。
沈黙のWebライティングに書かれているような技術を取り入れていた記事は、不思議とアクセス(PV)やはてブ(はてなブックマーク)が多い傾向にあるんですよね。
完全に無意識だったのですが、これを意識的にできるようになれば、確実にアクセスアップできるようになるはずです。
そういったことからも、Webライティングを学んでみることで、新しい発見があるかもしれませんね。
まとめ
今回紹介したように「沈黙のWebライティング」は、読みやすいのにさまざまなノウハウが書かれている素敵な本だと感じました。
これまで、なんとなくでブログを書いていた方は、これを機に技術としてのWebライティングを学んでみてはいかがでしょうか。
ではまた。