今回は、以前レビューした「NiZ Plum 84」に付属していた「カスタマイズパーツ」を使ってみたので改めてレビューします。
付属の「スプリング」を装着することで、もともと「35g」だったキー荷重を「45g荷重」にアップすることができます。
個人的には、スプリングありの方がオススメ。
カスタマイズ後は、キーの打ち心地や音が変わってくるのでチェックしてみてください。
はじめに
以前レビューを行なった「NiZ Plum 84」がこちら。
詳しい仕様や、カスタマイズ前のタイピング音などについては、こちらの記事から確認してみてください。
今回は、NiZ Plum 84に付属していた「スプリング」を使ってカスタマイズしてみたのでレビューします。
スプリングで重さを調整する
NiZ Plum 84に付属していた「スプリング」がこちら。
言っちゃえば、本当にただのバネ(スプリング)です。
このようなスプリングを追加することで、キー荷重(タイピング時の重さ)を重くすることができます。
購入時のキー荷重が「35g」
先ほどのスプリングを追加することで「45g」にアップできるので、重ためのキー荷重が好きな人にオススメ。
キーボードの気分転換がしたい方も試してみてください。
実際に追加した感想としては、しっかりタイピングできて若干音が大きくなった感じ。
これまでメカニカルキーボードを使っていた私にとっては、キー荷重は重い方がタイピングしやすかったです。
スプリングの数
先ほど、NiZ Plum 84にはもともとスプリングが付属していたと紹介しましたが、全てのキーに使えるわけではありません
実際に付属していたスプリングの数は「51個」
私は「アルファベット」「数字」「スペース」「矢印」など、基本的によく使うキーにスプリングを追加してみました。
「右Shift」や「endキー」など、使う機会の少ないキーには付けないというように、スプリングを追加するキーを厳選してください。
スプリングを追加する方法
NiZ Plum 84にスプリングを追加する方法は超簡単
以前レビューを行なった、メカニカルキーボードの「静音化リング」と同じ感じでキートップを外せばOKです。
キートップを外すときは、付属の「キートップ外し」を使うと、比較的簡単に外せます。
ひとつずつキーを外して、以下のようにしておきましょう。
キーの配列を覚えていない方は、写真に撮ったり、キーをひとつずつカスタマイズしていくのがオススメ。
実際にキートップを外すと、以下のようになっていました。
ここにスプリングを乗せるだけですね。
あとは外したキートップを元に戻せばOK。
たったこれだけで、キー荷重を45gにカスタマイズできました。
実際に使ってみた
実際に使ってみた感じとしては「キーの押した感」がよりしっかりしたことで、タイピングしやすくタイプミスが減ったような気がします。
また、音も若干変化があったので録音してみました。
タイピングした感じは「ちょっと音が大きくなったかな」というくらい。
よく聞くと「バネ」の音が聞こえるのですが、録音して初めて気が付きました。
「音の変化はそこまで無い」と考えて良いと思います。
私は、タイピング時に指が引っかかって「意図しない jキー」などが入力されることが多かったのですが、キー荷重をアップしてからはなくなりました。
おそらく、反応するまでにかかる力が変わったからだと思います。
とは言っても、強く押さなくては反応しないわけではありませんよ。
普段通りのタイピングでOKです。
その他に「押した感」と似ているのですが、キーをちゃんと押しきれなくて「空振りする感じ」が減った気がします。
全体的な感想としては、もともと打ち心地の良いキーボードがさらに自分好みになりました。
付属品なので、お試しで追加してみるのもありですね。
ぜひ試してみてください。
まとめ
今回紹介した「NiZ Plum 84 カスタマイズ用スプリング」を使うことで、キーボードの打ち心地を変えることができました。
重たいキー荷重が好きな方や、キーボードの気分転換がしたい時に試してみてください。
ではまた。