今回は「OUKITEL K9」というスマートフォンを実機レビューします。
画面サイズは7.12インチ。
他のスマホと比較すると、かなり大きなディスプレイを搭載しています。
画面が大きい分、片手操作とかはほぼ無理ですが、動画視聴やWEB閲覧を大きなスマホで楽しめるアイテムとなっているのでチェックしてみてください。
もくじ
はじめに
今回レビューする「OUKITEL K9」はこんな感じ。
本製品は、GearBest様より提供いただいて執筆しております。
パット見だとわかりづらいかもしれませんが、他のスマートフォンと比較するとこうなります。
いかがでしょう。
比較対象のスマホは「UMIDIGI Z2」なのですが、こちらも6.2インチとスマホの中では大きな部類だと思います。
OUKITEL K9をしばらく使っていると、
と錯覚するレベルで大きなスマートフォンです。
かなり人を選ぶアイテムになっていますが、7.12インチスマホの良さもあったのでチェックしてみてください。
OUKITEL K9のざっくりレビュー
細かい仕様や配達状態を見る前に、簡単なレビューを紹介します。
基本的にここに書かれた内容について触れていくので、参考にしてみてください。
価格 |
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大きさ |
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画面サイズ |
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使いやすさ |
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OUKITEL K9の良いところ
- 画面サイズが大きい
- デザインはシンプル
- デュアルカメラ搭載
- 指紋認証パネル搭載
- 顔認証対応
- 本体カバーなど付属品が多い
- 充電はUSB Type-C
OUKITEL K9の悪いところ
- 画面サイズが大きい
- ポケットに入れて持ち運ぶのは厳しい
- 指紋認証パネルの位置が高い
- 音量調節(電源)ボタンが高い
- イヤホンジャックは無い
- 重い
画面サイズに関しては、良くも悪くもって感じですね。
スマホ全体のサイズが大きい分、指紋認証パネルや電源ボタンにタッチしづらい点が気になりました。
本体の重量も重いので、ポケットに入れて持ち運ぶのは厳しいかも。
服のタイプによっては、そもそもポケットに入らない可能性もあるので注意してください。
個人的には、小さいタブレットくらいの感じで考えています。
OUKITEL K9の筐体
OUKITEL K9の筐体はこちら。
背面はシンプルな「ブラック」
ツルツルした光沢のある筐体となっています。
背面には指紋認証パネルを搭載。
先ほども紹介した通り、スマホサイズが大きいうえに指紋認証パネルの位置が高いため、個人的にはタッチしづらいと感じました。
ベゼルレスデザイン
画面は、ディスプレイの縁が狭い「ベゼルレスデザイン」を採用。
フロントカメラ部分は、「凹」のような形のノッチディスプレイを採用しています。
あとでまた紹介していますが、ゲームやアプリによっては「画面の縁が見切れる」場合があるので注意してください。
イヤホンジャックは非搭載
OUKITEL K9は「イヤホンジャック」がありません。
有線のイヤホン(ヘッドホン)を使う場合は、USB Type-Cを変換して使うことになります。
Bluetoothは「V4.0」なので、ワイヤレスのイヤホンを使うのもありですね。
ちなみに、充電は「USB Type-C」を使用します。
OUKITEL K9の配送状態
OUKITEL K9はこんな感じの配送状態でした。
箱は「緩衝材」に入って送られてきたので、本体はもちろん、箱にも目立った傷はありませんでした。
比較的大きな箱の中には、以下のようなアイテムが入っています。
OUKITEL K9の付属品
OUKITEL K9の付属品はこちら。
- OUKITEL K9本体
- OUKITEL K9専用ケース
- 液晶保護シート
- 充電アダプタ(EUプラグ)
- 充電ケーブル(USB Type-C)
- Type-C <-> USB 2.0 変換ケーブル
- Type-C <-> オーディオ変換ケーブル
- SIMニードル
- 取扱説明書
OUKITEL K9の充電は「USB Type-C」を使います。
イヤホンジャックがないため、変換ケーブルが付属しているのはありがたいですね。
ディスプレイ部分には、配送状態ですでに「液晶保護シート」が貼られていました。
購入した方は、よくある2番のシートをはがすだけでOKです。
すぐに剥がすやつですが、背面にも保護フィルムが張られています。
また、OUKITEL K9は特殊なサイズのスマホなので、専用ケースが付属しているのもポイント高いですね。
専用ケースは透明のシンプルなデザインでした。
カメラや指紋認証パネル部分は切り抜かれているので、干渉は特にありません。
ただ、専用ケースに厚みがあるためか、本体の電源ボタンはちょっと浅く感じました。
専用ケースはカメラや指紋認証との干渉無し!
ただ、電源ボタンの押した感が減った
SIMカードを入れるときは、付属の「SIMニードル」を使用します。
こんな感じでSIMスロットが出てくるので無くさないようにしましょう。
OUKITEL K9のOSはAndroid
OUKITEL K9は「Androidスマホ」です。
バージョンは「Android 9.0」
日本語化は起動時に選択するだけ。
超簡単でした。
操作は普通のAndroidスマホなので、これまでと同じ感覚で操作できるのが良いですね。
Google PlayStoreは、初期状態でインストール済みでした。
動画視聴やWEB閲覧は超快適
OUKITEL K9の一番の特徴は、やはり「画面サイズ」ですよね。
大きくて片手操作はほぼ無理なのと持ち運びが大変なのを除けば、超快適なデバイスだと思います。
特に、これまでスマホで動画や読書を行っていた方は、より大きなディスプレイで楽しめるはず。
タブレットよりは小さいので、スマホとタブレットの2台持ちはしたくないけど、画面サイズは大きい方が良いという方にオススメのデバイスとなっています。
ただ、ずっと持っていると重さがしんどくなって来ました。
動画視聴時は「タブレットスタンド」のようなものがあると、より楽な体勢で楽しめると思います。
OUKITEL K9の重量
OUKITEL K9の本体は「とにかく重い」です。
持って操作するのが大変なほどなので、実際に重量を調べてみました。
結果はこちら。
OUKITEL K9の本体重量は「258g」という結果になりました。
OUKITEL K9の本体重量は「約258g(専用ケース込み)」
かなり重い!
6インチスマホの「UMIDIGI Z2」が「約165g」なので、比較するとかなり重いですよね。
過去に実機レビューした「超大容量バッテリー搭載スマホ(306g)」と同じくらいと考えると、長時間の操作や持ち運びは大変だと思います。
実際に使った感覚としては、6インチスマホが軽いと錯覚するくらいの差がありました。
背面にデュアルカメラを搭載
OUKITEL K9は、背面に「16.0MP+2.0MPのデュアルカメラ」を搭載しています。
実際に撮影してみた写真はこちら。
ブログの都合上、自動で画像のリサイズが入るため、実際の写真よりは劣っていると思います。
実際に撮影してみた感じとしては「悪くはない」という程度。
カメラ性能にこだわる方には微妙かもしれません。
ただ、Androidの仕様なのか、面白いカメラ機能がありました。
- 大きな目
- フェイスリフティング
- ぼかし
- ISO値やホワイトバランスの調整
これらを撮影段階で調整できるので、こだわりの写真が撮影できると思います。
ただ、大きな目やフェイスリフティングなどの機能は、実感できるほどの変化は感じられませんでした。
デュアルカメラによる「ぼかし」は、背景だけをぼかすというような写真が撮影できるので面白いですね。
こんな感じの「透かし」も入れられました。
OUKITEL K9のカメラは「16.0MP+2.0MPのデュアルカメラ」
「ぼかし」や明るさが調整できる!
ちなみに、私はほぼ使いませんが「8.0MPのフロントカメラ」も搭載しています。
指紋認証・顔認証対応
OUKITEL K9は、背面に「指紋認証パネル」を搭載。
人差し指などでタッチすることで、スマホのロック解除がスムーズに可能です。
精度は悪くないんですが、先ほども紹介した通り「指紋認証パネルの位置」が高すぎると感じました。
加えて、OUKITEL K9は「顔認証」にも対応しています。
設定から、自分の顔を登録しておくことで、パスワードや指紋認証を使わずにロック解除できるようになります。
OUKITEL K9は「指紋認証」と「顔認証」に対応!
ただし、指紋認証パネルは上過ぎて両手操作必須かも
OUKITEL K9はゲームで使える?
せっかく画面サイズが大きいので、ゲームでも使えるか試してみました。
OUKITEL K9の仕様上のスペックはこちら。
- CPU Helio P35 オクタコア
- メモリ 4GB
- ストレージ 64GB
ハイスペックという感じではないため、PUBG Mobileのようなゲームは無理そう。
実際に、いくつかのゲームをインストールして試してみました。
結果はこちら。
モンスターストライク | ○ |
PUBG Mobile | △ |
ラグナロク マスターズ | ○ |
黒い砂漠 Mobile | ○ |
予想していたよりはスムーズに動作しました。
ただ、やはりガッツリ3Dの重たいゲームは厳しいという感じ。
モンスターストライクのような軽いゲームなら、比較的快適に操作できています。
PUBG Mobileは「グラフィックを最低」にした状態なら、なんとか操作できるといった程度。
初期設定では「スムーズの中」となっています。
同じように、ラグナロクマスターズというゲームもやってみたのですが、画面の縁が丸まっていることで、部分的に見切れてしまうことがあるので注意。
実際にゲストログインで遊んでみましたが、どちらかというと「スペックより重さがしんどい」と感じました。
まとめ
今回実機レビューした通り、OUKITEL K9の最大の特徴は「画面サイズ」です。
正直、大きなスマホが苦手な方には不向き。
逆に、外出先であまりスマホを使わない方や、動画視聴や読書でスマホを使う方にとっては、新感覚のディスプレイサイズを体験できると思います。
ぜひチェックしてみてください。
ではまた。