今回は、Zowie P-SRという「ゲーミングマウスパッド」をレビューします。
FPSのようなゲームと相性の良い「布製マウスパッド」で、ゲーミングマウス G502WLで使ってみました。
「動かしやすいのにしっかり止まる」というちょっと不思議なマウスパッドだったのでチェックしてみてください。
もくじ
はじめに
今回レビューする「BenQ Zowie P-SR ゲーミングマウスパッド」がこちら。
見た目は普通の布製マウスパッドですね。
私がこれまで使用してきたマウスパッドは「Logicool G440t」や「よくわかんない布製マウスパッド」など。
ハードタイプのマウスパッドは、どうしてもピタッと止まるのが難しいんですよね。
逆に布製マウスパッドは抵抗力が強く、動かすときに引っ掛かる感じがあるイメージでした。
ハードタイプのマウスパッドはピタッと止まれない?
布タイプのマウスパッドは引っかかって動かしにくい?
これらと「Zowie P-SR」を比較すると、サラサラ動くのにしっかり止まるという印象を受けました。
FPSのような正確性が重視されるゲームにもってこいのマウスパッドですね。
Zowie P-SRを販売しているメーカーは「BenQ」
私が使用している144Hzのモニターや、E-Sportsで採用されているモニターもBenQ製のものが多いらしいです。
ゲーム業界に明るいメーカーが作っているというのが安心できますね。
Zowie P-SRのざっくりレビュー
配送状態や細かい仕様を見ていく前に、ざっくりとしたレビューを紹介します。
使い心地 |
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品質 |
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価格 |
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グリップ感 |
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サイズ |
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Zowie P-SRの良いところ
- 動かしやすく止まりやすい
- 繊維が細かくしっかりした造り
- 上下と左右で抵抗感が同じ
- サイズは小と大の2種類がある
- ワンポイントロゴのシンプルなデザイン
Zowie P-SRの悪いところ
- グリップ感がちょっと弱い
- 他の布製マウスパッドより価格が高い
- 筒状で配送されてきた
2か月ほど使ってみた結果はこんな感じですね。
今のところ、ほころびや劣化は見られません。
Zowie P-SRの配送状態
Zowie P-SRの配送状態はこんな感じ。
筒状の箱に「丸まって」入っていたんですよね。
そのため、画像のような型がついてしまい、端が若干浮いてしまいました。
すでに2か月ほど使ってみましたが、マウスパッドの右側は少しだけ浮いています。
マウスを強く操作するとずれる
おそらく端が浮いているのが原因ですが、マウスを素早く動かしたときに「マウスパッドがずれる」ことがありました。
いつの間にかマウスパッドが斜めになっていたり...。
使い物にならないというほどではないですが注意してください。
一応、背面は摩擦の強い素材で作られています。
Zowie P-SRに付属品はなし
Zowie P-SRの付属品はこちら。
- Zowie P-SR本体
マウスパッド以外の付属品は特にありませんでした。
サイズは大と小の2種類
執筆時現在、Amazonで販売されているZowie ゲーミングマウスパッドのサイズは「大」と「小」の2種類。
それぞれ、サイズは以下のようになっています。
Zowie ゲーミングマウスパッド P-SR | Zowie ゲーミングマウスパッド G-SR |
355 x 315 x 3.5 mm | 480 x 400 x 3.5 mm |
私が購入した「Zowie P-SR」は小サイズ。
大サイズのマウスパッドは「G-SR」っていう名前になっているようですね。
Zowie P-SRのサイズは「Logicool G440t」とほぼ同じくらい。
ちなみに、FPS系のゲームでは「大サイズ」のマウスパッドを使っている方が多いみたいです。
私は、デスクのスペースや価格などを判断して「小サイズ」を選びました。
センシに合わせてサイズを選ぼう
マウスパッドは「センシ(マウス感度)」によって推奨サイズが変わってきます。
私のセンシは「振り向き8.5センチくらい」なので、小サイズで問題なく使えています。
振り向き25センチとかの方は、大サイズの方が良いかもしれません。
P-SRは繊維が細かいマウスパッド
Zowie P-SRは、繊維の細かいマウスパッドになっています。
こんな感じでかなり細かく縫い合わせられているので、マウス操作時の引っ掛かる感じが全くありません。
それでいて、布製マウスパッドの強みである「ピタッと止まるのもバッチリ」という不思議なマウスパッドなんです。
「ハードタイプのマウスパッド」を使ってきた私からすると、P-SRの布製マウスパッドに変えただけでエイム精度がアップしました。
ハード系のマウスパッドでFPSをやっている方は、ぜひ布製マウスパッドを使ってみてください。
布製マウスパッドの操作感自体は「PCのスリーブケース」に近い感じですね。
Zowie ロゴはワンポイントのシンプルな造り
Zowie P-SRのロゴは「左上」に小さく入っています。
こんな感じでワンポイントなので、主張しすぎないシンプルなマウスパッドとなっています。
ゲーミングデバイスの派手な感じが苦手な方や、ロゴが目立ちすぎなデザインが好きじゃない方にもオススメのアイテムになっています。
Zowie P-SRのロゴは左上にワンポイントだけ
派手すぎないデザインがいい感じ!
Zowie P-SRの価格は高い
ゲーミングマウスパッドは、ハード・布にかかわらずだいたい2000円くらいのものが多いですよね。
そんな中、Zowie P-SRの価格は執筆時点で「3981円」
ゲーミングマウスパッドの中ではかなり高価な部類だと思います。
P-SRと同じくらい人気のある「SteelSeries QCK」という布製マウスパッドと比較しても、約2倍近い価格差なんですよね。
マウスパッドにそこまで出せないよ!っていう方も多いと思います。
ただ、逆に考えると「P-SR」はマウスパッドの中でも最高級ということです。
実際に使ってみた感覚としては、高価なマウスを購入するよりも、良質なマウスパッドを使った方が上達の近道だと思っています。
これまでマウスパッドは適当に選んでいたという方は要チェックです。
Zowie P-SRでぴったりエイム
Zowie P-SRを使うと、エイムがぴったりと止まるんですよね。
以前レビューした「Logicool G502WL」との相性もチェックしてみました。
練習は必要ですが、こんな感じで狙った位置でピタッと止めることができます。
1マガジンで瞬時にエイムできた時の爽快感にハマりました。
ハードタイプのマウスパッドでも意識すればできたんですが、布製マウスパッドの方がより操作しやすいと思います。
正直、今後FPSでハードタイプのマウスパッドに戻ることはないですね。
「Logicool G502WL」や「G502Hero」で使ってみましたが、ソールが引っかかったりはなく、とても快適に使えています。
P-SRとの相性は普通に問題ない感じですね。
ただマウスパッド自体が薄いので、デスクとぶつかる感じが苦手な方は、ハードタイプのマウスパッドを敷いてみるのもいいかも。
私は「G440t」の上にP-SRを置いて使っています。
ちなみに、その他のデバイスはこんな感じ(2019/07 現在)
モニター | BenQ XL2411P 24インチ |
マウス | Logicool G502WL |
マウスパッド | Zowie P-SR |
ヘッドセット | SteelSeries Arctis 5 (2019 edition) |
キーボード | BEBONCOOL 左手キーボード |
軽いマウスの方が相性が良いかも
実際に使ってみたところ、Zowie P-SRは軽いマウスの方が操作しやすいと感じました。
私自身、重たいマウスの方が好きで「Logicool G502WL」のおもりをすべて追加していました。
これで、だいたい131gくらいです。
ただ、マウスパッドを「Zowie P-SR」に変えてからは、G502WLのおもりをすべて外しています。
個人的に、Zowie P-SRのような布製マウスパッドは「軽いマウス」の方が相性が良いように感じました。
あまり重すぎるマウスだと「抵抗感」が強すぎて疲れるかもしれないので注意してください。
Zowie P-SRのまとめ
今回レビューした「Zowie P-SR」は、FPSに最適なマウスパッドだと感じました。
これまでハードタイプのマウスパッドを使っていた方や、適当なマウスパッドを使っていた方にオススメのアイテムとなっています。
高価なマウスやモニターを購入するより、マウスパッドから見直した方が上達の近道になるかもしれませんね。
ぜひ試してみてください。
ではまた。