先日、iOSアプリの審査にかかる時間が24時間になったそうです。
ちょうど開発していたアプリが完成したので、本当に24時間で審査が完了するのかの検証を兼ねて審査に出してみました。
はじめに
iOSアプリを審査に出すと、審査が完了するまで約1週間〜2週間ほど要していたのですが、これが約24時間で完了するようになったという情報を得ました。
今までかかっていた時間を考えると、24時間というのはとてもではないですが信じられませんでした。
これまでであれば、「致命的なバグ」や「時期にに合わせてリリースしたい時」などがある場合に使える「特急審査」が24時間でしたので、本当にアプリの審査が約24時間で終了するのであればすごい事です。
そこで、ちょうどリリースしようと思っていたアプリがあったので、実際に審査に提出してみることで検証してみました。
審査提出時刻
今回リリースしたアプリは「GravityPlanet」というアプリで、障害物を避けてゴールに着地するというゲームになっています。
では、このアプリを審査に提出した時刻を紹介します。
iTunesConnectにアプリをアップロード成功すると、このようなウィンドウが開かれます。
これが実際にアプリをアップロードしたという証明です。
ビルドが完了した時刻は「2016/05/23 0:49」です。
テキストだけでなくMacの時計をスクショしておきましたので確認してください。
問題は審査に提出したアプリが、本当に24時間程度で完了するのかということです。
実際に審査へ提出したことを確認するメール (Waiting For Review) は「2016/05/23 1:12(午前)」に受信しました。
このような時間に提出しても同じように約24時間で完了するのかということも一緒に検証してみました。
(日本時間で関係あるかはわかりません…)
審査終了時刻
今回検証した結果は「Appleから審査完了メールが来た時間」がどれくらいだったかで判断しています。
実際にiTunesConnectからリリースできるようになるまでと多少ズレがあるかもしれませんので、参考程度にしてみてください。
審査へ提出したアプリが「in Review」になった時刻は「2016/05/24 2:42(午前)」でした。
2:42分(午前) に審査が開始されたという内容のメールになっています。
2:42分から審査が開始され、無事審査をクリアしたらアプリをリリースできるようになるというものです。
私の場合、アプリを自動リリースではなく「任意のタイミングでリリース」するようにしていたので、審査に通過した後でiTunesConnectからリリースボタンを押すことで、リリースするようにしていました。
ですので実際に審査が完了すると、「Pending Developer Release」というメールが来ました。
このメールが来たらリリースできるというものなので、このメールが来たタイミングが「約24時間」なのかが問題です。
実際にメールが来た時間がこちらです!
「2016/05/24 3:57(午前)」にメールが来ていました。
私は寝ていたので、メールを受信した時すぐに確認したわけではありませんが、朝起きた時にはすでにリリースできるようになっていました。
結果
今回の検証をしてみて、Appleの審査にかかった時間は「26時間45分」でした。
本当にアプリのリリース時間が「約24時間」になっていることが確認できました。
今回の結果は、もしかしたら一時的なものかもしれませんが、Appleアプリをリリースする時にネックになっていた時間が解消されたので気軽にアプリを審査に提出できました。
まとめ
今回紹介したように、iPhoneアプリを審査するのにかかる時間が大幅に減少しました。
このような状態が続くのであれば、これからiOSアプリをリリースする方やアップデートを公開しようとしていた方も気軽に審査へ出せるようになると思います。
ぜひ試してみてください。
ではまた。